共同先端生命医科学専攻(東京女子医科大学整形外科)の伊藤匡史さんの論文”Time-series biological responses toward decellularized bovine tendon graft and autograft for 52 consecutive weeks after rat anterior cruciate ligament reconstruction”が、Scientific Reports誌に採択され、掲載されました。
脱細胞化腱を用いたラットでの実験の成果を報告した論文です。
組織構造の温存と高精度の脱細胞化を可能にした新たな脱細胞化法で作成したウシ腱グラフトをラットの膝前十字靭帯再建に使用した結果、異種生物間移植であるにも関わらず、ウシ脱細胞化腱は自家腱を上回る組織再生を示しました。
なお、本論文は当研究室と東京女子医科大学整形外科との共同研究の第一号の論文となりました。
DOI: | https://doi.org/10.1038/s41598-022-10713-y
Scientific Reports誌 掲載
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